就職とプログラミングスキル

プログラミング教育が注目される理由の1つには、子どもたちが将来、社会で活躍するために役立つスキルとしてプログラミングが注目されるようになってきたことが挙げられます。

プログラミングスキルが役に立つ仕事が増える

最近、コンピューターテクノロジーの進化は目覚ましく速くなっています。パソコンの普及期と比べると、スマートフォンの普及は10倍の速度で広まっています。一般家庭にインターネットが普及し始めたのは1995年以降で、まだ20年前のことですが、今ではインターネットとコンピューターがあらゆる仕事の基盤となっています。

20年前と今とでは、仕事も職種も様変わりしています。無くなった仕事もあれば、新たに生まれた仕事もあります。
いまの子ども達が大人になった時に、どのような時代になっているのでしょうか?それをいますぐ予想するのは困難ですが、プログラミングリテラシーがあれば、その流れについていくことができます。コンピューターテクノロジーはプログラミングによって作られるものだからです。

これからIoT(Internet of Things)によって、あらゆる「物」がインターネットにつながるようになります。AIを持ったロボットやドローンも登場してきています。

まったく新しい時代に来ているのです。そこでは、プログラミング能力を身につけた人、あるいは自分でプログラミングをしなくても、プログラムとはどういうもので、何ができるのか、何を必要とするのかを理解するプログラミングリテラシーを身につけた人に対する需要が高まっていくと予想されます。

何故なら、プログラミングによってコンピュータが働くからです。インターネットもスマホもパソコンも自動掃除機も自動運転もロボットも、すべてプログラミングで動いている世界なのです。この仕組みが理解できるか出来ないかは、これからの世の中の動向を理解できるか出来ないかに等しいといえるでしょう。

実際、今の社会ではプログラミングが出来るエンジニアは不足しています。プログラミングが出来るスキルは、世界的に必要とされる人材で、アメリカなどネット先進国では給与が非常に高い「稼げる職種」となっています。

世界最先端IT国家創造宣言

日本政府は2014年6月24日に、国民一人ひとりがITの恩恵を享受できる世界最高水準のIT国家となるための取り組みをまとめました。ITの利活用や新産業・インフラ整備の話の他、人材の育成にも言及されています。現在、プログラミング教育が注目されているのもこのためです。

これからの日本国の産業を考えた時に、ITスキルを持った人材をもっと育成しなければいけないと、国のトップの有識者が判断しているのです。

中学校や高等学校では、プログラミングスキルが科目の中の一部に取り入れられています。しかし実際には、割り当てられている時間が限られていることなどもあり、満足にプログラミングが経験できるというものではないようです。

また、就職を間近に控えた状況で必要とされるプログラミングスキルは、実践的なものになってくるでしょう。これはこれで職業訓練として意味のあることですが、自由にものづくりを楽しむプログラミング教育という段階は終わっているのかもしれません。

であれば、できれば小学生や幼少のうちに、好きにものを作るプログラミング教育をして、「楽しい!」という成功体験を通じて感覚的に学んでおいたほうが良いのではと思います。

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