プログラミングを学ぶと身につくことは?

まずプログラミングをする能力という狭い範囲で話をすると、

  1. 発想力
  2. 問題を解決するシステム思考
  3. 間違いを検証する批判的思考

といったことが身につきます。
まず、「何を作るか」という発想が必要になります。
次に、「どう作るか」というシステム思考が必要です。何かを実現するには、何が必要で、それをどう実現するのかロジカルに設計する能力です。

しかし、プログラミングをすると”バグ”と呼ばれる間違いが必ず潜んでいます。この間違いを取り除くことでプログラミングが完成するのです。
特に日本人は批判的思考が弱いとされています。これは、「本当に正しく動くのか?」「間違いはないのか?」「もっと良い方法はないのか?」を追求する能力です。プログラミングは作りっぱなしで終わるものではありません。批評し、検証を繰り返して、品質を高めていく必要があるのです。

単なるもの作りで終わらせない

プログラミング学習は「ものつくり」だけではありません。
自分で考えたことを試したり、失敗したり、上手くいったりといった学びの過程そのものが楽しいものです。そして、簡単なものを組み合わせて難しいものができる発展的な過程も楽しいことです。

子どもたちが、自分でも思っていなかったような発想やアイデアを持ち始めることさえあるといいます。自分の考えを深めながら、発展できる学習プロセスがプログラミングです。

プログラミングはチームで課題に取り組む学習にも向いています。海外では、マインクラフト(教育版はMinecraft Edu)という大人気の「ものづくりゲーム」を、チームでのプログラミング学習や協働学習に用いる教育機関が増えているそうです。
マインクラフト
マインクラフトは、サンドボックスゲームの一種です。つまり、砂遊び。実際の砂遊びのように、建造物を作るゲームです。冒険の要素も入っています。スクラッチでプログラミングすることもでき、みんなで一緒にプレイすることで世界を作っていけます。

コンピューターにできないことを身につけよう

知識を覚えるだけならコンピューターには敵いません。もはや教科書を覚えるための勉強は意味がなくなりつつある時代です。何故なら、ほとんどの人は手のひらにスマートフォンというコンピューターを常に持ち歩いているからです。計算もコンピュータのほうが圧倒的に速し、記憶するメモリーも膨大です。

しかしプログラミングを勉強するということは、コンピュータを便利な道具として「利用」するだけでなく、自分のやりたいことやアイデアを「創造」するツールとして使いこなせるようになるということです。

コンピューター自身は、新しい発想をして、ゼロからそれを創造し、何かを作り出すようなプログラミングを自分ではできません。

  • コンピューターには出来ないこととが、できる

その能力を身につけることは、人間がコンピューターに置き換えられ、コンピューターに使われてしまわないために、未来に役立つと言えそうです。

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