プログラミングを学ぶなら早いほうが良いの?

よくある質問ということで、もう一度このテーマを取り上げました。

学校教育におけるプログラミングについては、さまざまな視点で考えることができます。

  • IT人材不足による人材育成の視点
  • プログラミング学習で得られる問題解決能力や論理的思考力など資質を育成する教育的な視点
  • 子どもたちの創造性の育成に重点を置いた視点

などです。

幼少期〜小中学生のプログラミング教育

子ども向けのプログラミング教育は、プログラマーを育成するための職業訓練ではありません。子供の頃に、美術や音楽を習っても、全員が画家や音楽家になるわけではないでしょう。でも、これらの教育はとても大切なものです。それは、基本的な素養が身につくからです。

幼少期のプログラミング教育も同じです。基本的な素養を身につけるために学ぶものでしょう。プログラムの基本的な素養を身につけると、自分のアイデアを実現できる可能性が広がります。コンピューターの仕組みを理解し、テクノロジーの動向を捉えて、今後の世の中の進化を肌で感じることができるからです。

子ども向けのプログラミング教育では、「ものをつくる大切さ」にスポットを当てるわけですが、ものを作る経験や体験は、砂遊びや粘土、紙工作などと同様に、人生の根幹となる原体験を重ねる小学生のうちにするのが効果的とされています。

プログラミング教育は早期から実施するのが望ましいとする意見は数多くあります。

小さな子どもほうが初めてのことや遊びに対する情熱があるのも理由のひとつです。高校生くらいになるとプログラミングに興味を示してくれなくなるケースもあるそうです。特に受験を意識し始めると、試験科目の勉強に重点を置くようになり、プログラミングのような新しいことに興味を持ちにくくなるし、たとえ興味を持ったとしても受験のプレッシャーからプログラミング学習に時間を当てにくくなるというのです。

子どもたちがプログラミングに興味を持って、実際にやってみたいと思える状態にするには、子どもたちが抱えている他の事情とのバランスも考慮する必要がありそうです。子どもたちが興味や関心を持てるようにするためにも、小中学生のうちにプログラミングに関わることが良いとされています。

幼児教育においては、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が、実証研究に基づいて「5歳までの教育が非常に重要」と主張しており、この分野の研究でコンセンサスになりつつあります。

子ども向けのスクラッチを、さらにキッズ向けにして開発されたスクラッチジュニア(ScratchJr)は、5歳〜7歳時向けのプログラミングツールです。

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