プログラミング教育は必要?

プログラミング教育に関心が高まっていますが、その理由として、いまある仕事のかなりの部分がいづれなくなると予想されていることが挙げられます。

将来コンピューターが人間の代わりに仕事をするようになるというのがその理由です。自動で作業する工作機械だけでなく、人工知能を備えたロボットなどが、24時間365日休むまもなく働き続けるようになれば、人間がする単純労働はどんどん減っていくでしょう。
運搬ロボット
【ロボットが運搬作業するアメリカの病院】

しかし逆に言えば、コンピューター周りにはたくさんの新しい仕事が生まれてくるということです。プログラミングの需要は増え、新しいサービスも登場してくることが予想されます。そうなると、プログラミング能力を備えた人が新しい仕事をどんどん作っていけようになり、逆に能力がない人は仕事を奪われてしまうことになりかねません。

未来の世界では、ロボットが働くので、人間は遊んで暮らせるようになるとも言われていますが、ロボットを動かしているのがプログラミングである以上、そのロボットを味方につけるためにもプログラミング能力が役に立ってくれそうです。

道具としてのプログラミング

プログラミングは、それが「目的」になることはありません。ものを作るための「手段」であり道具です。そして、道具の使い方を覚えることだけがプログラミング教育ではありません。自分で『ものが作れるようになる』ということが大事です。

教科書に基づいて知識を覚える授業と違って、プログラミングを取り入れた授業は、ものづくりの場となるため、子どものオリジナリティを発揮できる「表現」の場面を作ることができます。

またプログラミングの課題を工夫することで、他教科の勉強との相乗効果を作ることもできるでしょう。例えば、ロボットを動かすプログラミングでは、物理の知識が必要になります。ミュージックを演奏するプログラミングでは、音楽や楽譜の知識が必要でしょう。その知識は、テストの合格するために覚えるのではなく、ロボットを動かすために、音楽を鳴らすために、自ら学んでいくことになります。

どのような知識が必要なのかという課題設定から始まり、それを解決するための調査や情報収集も自ら行うことになります。これこそが『自発的に学ぶ』ということです。これは、自己解決力に繋がります。

アウトプットの為のインプット

最近の子どもたちはデジタルネイティブ世代といわれ、スマホやタブレットの使い方はよく知っています。そこからさらに一歩進みコンピューターで「何を創るか」を学ぶことができるのがプログラミング教育です。

何かを作って、楽しいと感じると、知的好奇心が芽生えてきます。子どもに芽生えた知的好奇心を発見したら、それを実現するために、自分で答えを探す方法を教えてあげることが大切です。

解き方を学ぶのではありません。自分の力でその解き方を探しだすという、自己解決の方法です。

これを作りたい(アウトプット) → そのためにはこの知識が必要だ → だからその勉強をする(インプット)

「ものを作る」というプログラミング教育では、必然とこのような形になります。自分がやりたいことを実現するために自ら勉強をするのです。

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