これからは英語よりもプログラミング?

実はプログラミングをしていく上で、英語は避けては通れないものです。例えば、プログラミングのことでちょっと調べ物をしようとすると、すぐに英語の情報や文献にたどり着くからです。英語版しかないツールやソフトウェアも多々あります。

そもそもプログラミング言語は、英語がベースです。例えば多くのプログラミング言語で、条件分岐はIF文ですし、繰り返しにFOR文やWHILE文というような表記をします。

プログラミングで何かを作るために英語が必要だから英語を勉強するというのは、モチベーションとして良い形だと思います。
スクラッチで作成した作品を公開して、海外の子どもたちとSNSでコメントのやりとりとする為に、英語を勉強するのも良いでしょう。

しかし、学校の授業だから、テストがあるから、入試の科目だからと英語の勉強をするのは、どうでしょう?
もしこれが「外国の友達と話したいから英語を勉強する」といのならきっと楽しいし、英語が身につくと思います。

そもそも英語かプログラミングかというのは、比べたり、どちらか選んだりするものではありませんが、今後の仕事上の実用面の多さという点でのみ判断すると、プログラミングかもしれません。

プログラミング言語は言語というけれど・・・

プログラミングは、じつは様々なプログラミング言語があります。C言語とかJavaとかPHPとかRubyとかPythonといったものです。子ども向けのプログラミングツールにも、スクラッチやビスケット、MOONBlockなど色々あります。

これらは、それぞれ特徴があって、例えばインターネットのウェブアプリを作るにはPHPが使いやすかったり、Windowsで動くソフトウェアを作りにはC言語が使いやすいなど、適した用途があります。子ども向けのビスケットは絵を描くようにプログラミングができるし、スクラッチはブロックを組み合わせるようにプログラミングができます。

どれを使うかは、何をつくるかにもよりますが、プログラミングの本質は同じです。いづれもシンプルなパーツを使って、複雑なものを作り上げていきます。
英語でも日本語でもフランス語でも、それぞれ特徴はありますが、本質は同じで、どんなことでも表現できるコミュニケーションを実現しています。

プログラミング言語が、英語や日本語などと違うのは、曖昧さのない厳格に定められた言語だということです。この点で、英語や日本語の習得よりも難易度は低いと言えます。基本的なパーツも少ないし、文も少なく文法もシンプルです。それに引き換え英語や日本語は、膨大な単語があり曖昧な文法もたくさんあります。

逆に、英語や日本語などの言葉では、少々間違っていたり曖昧であっても通じてしまいますが、プログラミング言語は一箇所でもエラーがあると正しく動作しません。シンプルですが厳格性が求められます。

プログラミングは、世界共通

画面に表示する言葉が日本語か英語かの違いはあるかもしれませんが、コンピューターの仕組みやプログラミングスキルは世界共通です。

プログラミングで作成したものがソフトウェアやアプリなどデジタルのものならば、インターネットを通じて世界に公開することができます。子ども向けプログラミングのスクラッチには、作品を公開することができ、SNSの機能もあります。公開した作品に世界中からコメントがくることも、自分がコメントすることもできます。英語ができれば、プログラミングが捗るようになることは間違いありません。

プログラミング教育では、知識や技術の習得のみに終わらず、社会や世界とつながり、プログラミングを学んだその先には広い世界があることを、子どもたちが体験できます。

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